自然な出会いから恋愛につながり、それが結婚まで実ればこんなにいいことはありませんよね。「外国人と出会う方法」「外国人と出会えるイベント・場所」「外国人と出会えるサイトやアプリ」については別記事で書かせていただきました。今回は、仕事を通じで知り合う方法です。というわけで今回は「外国人と出会える仕事」を職業や職種から考えてみました。
目次
外国人と出会える職業【仕事】6選
外国人と(結婚を意識した)出会いが期待できる職業を以下で挙げます。なお、当然、その職業に就くためには資格や高い語学力が必要なのですが、それは転職サイトではないので省略します。その仕事に就ける能力があるのが以下の前提になります。
①航空会社(CA、グランドスタッフ)
まず思い浮かぶのが航空会社です。とはいえ、航空会社の社員が外国人観光客と仲良くなるのは適切ではありませんよね。実際、連絡先を交換したのがばれれば大変なことになりますし、そんな余裕はないでしょう。
ここで可能になるのが、空港にいる外国の航空会社のスタッフです。外国の航空会社でも日本の空港ならば日本人スタッフが多いですが、現地から赴任してきている人もいます。そうした人と仲良くなることはできるでしょう。航空会社から日本へ赴任するような人ですから、超ハイスペックな人に違いありません。運よく仲良くなり、結婚までもっていけばその人の出身国でセレブな生活を送ることができるかもしれませんね。
なお、さすがにパイロットの人はそういう余裕はまずないと思ってください。
②ホテル・旅館
帝国ホテルやホテルペニンシュラレベルのVIP向けというよりも、外国人バックパッカーや安旅行の人がよく泊まるホテルで働いた方が、仲良くなる可能性が高いです。前者は、当然外国人との接し方のレギュレーションも厳しいはずです。
でも高級ホテルでなければ、荷物を運んでいる間やルームサービスをしている間に、お客さんから連絡先を渡される、なんてことがあるかもしれません。いつもそのホテルに泊まる常連客と仲良くなるという方法もあります。
宿泊業の人がそういう流れで付き合うことについては、良しとしない人もいますが、レギュレーションが緩いホテルならばそういうのもありかもしれません。
後は、思いっきり「和」を強調した日本旅館でしょうか。外国人、特に欧米の人がオリエンタル国ジパングを体感するために、ホテルではなく和風旅館に泊まることが多いです。外国人を積極的に受け入れている和風旅館であれば、こちらから積極的にコミュニケーションを求めても不思議がられません。日本の魅力をアピールすると同時に自分もアピールできれば一石二鳥です。
③外資系企業・海外赴任
出会いの王道ですが、外資系企業に行けば本国や外国から赴任してきている独身の社員も結構います。あるいは商社などへ就職して、外国へ赴任し、赴任先で出会いを探すというパターンです。
ただし、外国へ赴任しての出会いは、そもそも仕事がハードモードなのでそれだけの余裕があるかどうか、本人の能力次第ということもあります。
外資系で赴任してきている人と仲良くなるのは比較的容易です。語学力が必要になりますが、日本国内のいろいろな場所に案内できれば、その人との距離も近くなります。
ただし、赴任してきている人が独身であることを確認してください。夫や妻、子どもを残して単身赴任というケースもあります。仲良くなれそうだとは言っても不倫はさすがに問題ですからね。
④語学学校講師
比較的「外国人と出会える」職業として思い浮かぶのが語学学校の先生です。一番いいのは日本語学校の先生になることです。日本語学校には今外国人があふれています。特に中国や東南アジアからやってきた人が多く、その人たちと知り合いたいならばここがおススメです。
特に日本に稼ぎにやってきた人の中には、日本人と結婚して日本への永住権を得たいと思っている人が少なくありません。日本人と付き合って結婚したい誘因を持つ外国人が、他の職場と比べて多いのが日本語学校です。異文化交流をしながら結果として外国人と出会えたら、こんなにいいことはないですよね。
ただし、アジア系外国人は多いですが、アメリカやヨーロッパからの人はそんなにいません。そうした人と知り合いたいならば、その辺の語学学校ではなく
このような歴史も伝統もある語学学校の講師になるよう努力してください。
日本語学校ではなく英会話学校の先生でも外国人と知り合う機会はありますが、生徒よりも先生(外国人)と仲良くなる方が多いでしょう。この場合、外国人は商社社員や外交官などステータスがある人ではなく、「出稼ぎ」や「自分探し」で日本に来ている人が多くなります。面白い生き方をしている人もいますが、安定した将来を送りたい人には少々合わないかもしれません。
⑤外国人向けツアコン、ガイド
比較的自由に担当した外国人と仲良くなりたいならば、ツアコンや観光地のガイドになります。英語力、外国語力が必須になりますが、街中を歩きながら交流できるので、他の仕事よりもフランクな関係になれます。
縦の関係や主従関係ではなく、友達に近い雰囲気で接せられるのが他の仕事と違って大きいです。連絡先の交換などもしやすいはずです。あとはどれだけ案内している時にアピールできるかだと思います。
⑥アメリカ軍基地関係職
最後はアメリカ軍基地関連です。基地内の雑用(清掃や事務)、アメリカとの連絡事務など、仕事は限られますし、守秘義務なども厳格なのでどこまで仲良くなれるかは運しだいです。
当然軍なので圧倒的にアメリカ人男性が多く、日本人男性の出会いは期待できないかもしれません。ただ、女性の場合は軍人(将校)の部屋のメイドさんなどになれれば一気に距離が縮まる可能性もあります。
大事な仕事ですので、身元確認や採用に当たって厳格な審査があるとも聞いています。日本中どこでもできる仕事ではないのですが、対アメリカ軍人との出会いに絞ればこれ以上のところはないはずです。
おまけ 外務省
これはその通りなのですが、外交官が現地で相手を見つけるというケースはあまりないです。当然日本人と結婚して、家族もつれていくパターンが多く、日本にいる間に関係する大使館や企業の外国人と仲良くなって結婚というパターンになります。
難易度は言うまでもなく、外務省に転職できそうな人などほとんどいません。外国人と出会いたくて外交官や外務省職員になる人はまずいないので、これはおまけです。
外国人と出会える職種4選
仕事(業種)については以上ですが、同じ職場でも出会える部署と出会えない部署があります。というわけで今度は出会いやすい「職種」を考えてみたいと思います。
①接客職
ツアコンやガイド、ホテル従業員でも、外国人と接するのは実際に接客をする人です。内勤や事務、経理、ホテルでも接客せずに部屋のクリーニングをする係であれば出会いのチャンスはありません。
だから、外国人をお客にする職場へ就職、転職する場合は現場で働けるようにアピールすることが大切です。ホテルの経理の求人に応募しても、外国人との出会いは期待できないということになります。
②営業職
外資系企業の場合、営業職の人の方が他社の外国人社員と接する機会も増えます。
もちろん、内勤の人でも自社の外国人社員と接する機会はありますがそれだけです。
外国赴任になる社員も(総合職の)営業職が多く、営業自体とても大変な仕事ですが、多くの人と出会えるのは事実ですから、それを狙うのは合理的です。
③講師
上でも書いた通り、講師業は外国人というか人とコミュニケーションをとるのが仕事のようなものです。とても大変で、自己研鑽と積極性が必要になるため、それが苦手な人がなろうと思ってもとても苦労します。
「その辺の日本語学校の講師ならば楽勝」と思っていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。日本語学校の先生でも説明のために英語力は必要です。語学力+コミュニケーション能力があれば講師業で外国人との出会いを見つけることができるかもしれません。
④研究職
最後は研究職です。大学の先生とか、外国の大学に留学する博士課程とか、企業の研究所に所属して、外国の研究室に派遣されるとか、そういうパターンです。これは入る大学選びで決まりますので、今からどうこうできるものではありません。
しかし、外国で研究している時に同じ研究をしている人と知り合い結婚するケースは意外とあります。国内でも、日本が先進的な研究をしている分野であれば、外国から研究者がたくさん来て、学界やシンポジウムで親交を深める機会もあるかもしれません。
非常に高いスペックが要求されますし、外国人と出会うためになる職種でもないのですが、出会いという面ではこういう道もあるのだと一応知っておいてください。
外国人と出会えるバイト3選
就職や転職をしないまでも、外国人との出会いが期待できるバイトがしたいという人もいるかもしれません。出会えそうなバイトを以下に挙げます。
①カフェ店員
外国人が多く来そうなカフェ店員のバイトはいかがでしょうか?お客が常連になればそこで仲良くなることができます。社員だといろいろ責任もありますが、バイトならそこで知り合って付き合っても文句は言われません。最悪、付き合い始めてからそのお店を辞めてもいいわけですからね。
日本発のカフェチェーン(タリーズなど)ではなく、外国発のカフェチェーン(スターバックスなど)の方が外国人がお客で来る可能性も高くなると思います。個人経営でも、おしゃれなカフェならば大丈夫でしょう。
②免税店や観光地のお店の売店
空港職員ではなく、空港にある免税店などのお店の販売員や、外国人がよく行く日本国内の観光地のお土産屋さんなども出会いがあるかもしれません。ただ、そこで知り合い仲良くなるのは相当な運命のめぐり合わせが必要になります。接する時間が短すぎるので、話し込むとか、何度も同じ店に観光客がやってくるとか、あまり考えられないからです。
③クラブやバーの店員
外国人が多い、六本木や赤坂、渋谷などの飲み屋さんの店員になります。客として行って仲良くなるよりも、そこで働いていた方がチャンスが大きいでしょう。社員ではないのでそこまで責任がある立場でもなく、リラックスして接することができます。バーテンなどになれば、普通の店員よりももっと密なコミュニケーションが取れるようになるはずです。
ただ、おしゃれな街のクラブやバーなので、雰囲気がダメという人もいるかもしれません。こればかりは「合う」「合わない」の世界なのでやってみてダメそうなら他の方法を当たるしかありません。
アジア系と出会いたい?欧米系と出会いたい?
「外国人」といってもアジア系なのか欧米系なのか、あるいはそれ以外なのかで出会えそうな職場も変わってきます。
アジア系(中国、韓国、東南アジア)と出会いたいならば、日本語学校になります。彼らは日本語を習得して日本(日本企業)で稼ぎ、家族へ仕送りしたい人も多いので、仲良くなって結婚という道が最良に選択になります。だから日本人の日本語講師はモテやすいです。
一方、アメリカ人やヨーロッパの人と出会いたいならば、何度が高そうなホテルや外資系企業で働く方がいいでしょう。あとは、神社仏閣(欧米にはない)のお土産屋さんやガイドでしょうか。仏教(中国やタイ)とキリスト教(欧米)の違いも理解して働く場所を決めてもいいかもしれません。
筆者の近親者が外国人と結婚した例
最後に、実は筆者の近親者も複数外国人と結婚しています。どういう出会い方をしたのか、参考までに書いておきます。
父方の叔母さん
夫がアメリカ軍人で、横須賀基地に赴任している時に知り合ったそうです。米軍基地関連の施設ではなく、近くの飲食店でバイトしていたのがきっかけだったようで、「飲食店」「アメリカ軍基地」というキーワードを満たしています。
いとこその1
東京のカフェでバイトしていたところ、日本に仕事で来ていた外資系企業勤務のオーストラリア人男性と仲良くなり結婚しました、今はオーストラリアに住んでいます。男性がハイスペなので、いとこの収入をまったく当てにしていなかったこと、いとこもカフェの仕事に執着がなかったのが幸いしました。バイトならば気軽に辞めて相手の国で暮らすこともできますしね。「カフェ」「外資系企業」というキーワードがここでも関係してきます。
いとこその2
結婚したかどうかは不明ですが、モロッコ人の男性と付き合っていました、出会いのきっかけは、バーでアルバイトをしていたそうです。どういう国の人が集まりやすいお店なのか事前にリサーチするといいでしょう。その国出身のマスターのお店を探して、そこで働くという方法もあります。
という感じで身近な人も外国人と出会っていることがわかりました。
社員とバイトどっちが有利
正社員の身分を持ち出会うならば、同じ企業カップルは別ですが、そうでない場合キャリアを捨てて相手の国に行く覚悟が必要です。相手の外国人も日本で働いてくれる、あるいはすでに日本の会社に勤めているならば別ですが、国際結婚だと仕事を辞めるリスクがあります。
バイトの場合は「いとこ1」の例のように、別にキャリアなどはどうでもいい人が多いでしょう。ただ、相手に信用されるのは正社員のほうですが、だからこそ相手が口説くのをためらうかもしれません。どっちが有利だとは一概に言えませんが、男性の場合はバイトでというのは日本人との結婚と同じように大変だと思います。女性の国に行って働けるだけの度量や甲斐性を持っていますか?女性の場合は、正社員としてのキャリアを大切にしたい人は、相当相手を選ばないと破綻してしまいます。
婚活やお見合いではない出会いですので、条件面がわからずに仲良くなると後々困ったことになるリスクは認識しておいてください。それでも、自然な出会いで国際結婚というのは魅力的な人生のストーリーだといえます。上で挙げたものを是非参考にしてみてください。
外国人と出会う方法!戦略的に国際結婚で外人がいる場所を探す婚活7選
外国人と出会える職業、出会える職種、バイトを網羅してみた全13選 まとめ
・外国人と直に接する接客や日本語講師などに出会いのチャンスが多い
・外資系企業や海外赴任がある企業、外国留学がある研究職などは非常に高いスペックを要求される
・社員ではなくバイトとして働いた方が身軽に動けて有利なケースもある
・外資系で経理や事務ならばそれほど外国人と接する機会がないかもしれない
・営業や外回りでいろいろな人とコミュニケーションを取る職種が有利
・婚活ではないので日本人との結婚以上に相手の家族や条件面でトラブルになる可能性もあることを理解する