外国人と出会いたい場合、国内で恋活、婚活するという方法もあります。しかし、遊び目的の外国人もいるでしょうし、職業や身分などが限定される可能性もあります。「婚活」ではなく、「自然な出会い」を探しながら、将来的には外国に住む(永住?)ことはみなさん可能でしょうか?
それならば、いっそのこと海外留学や「ワーホリ」(ワーキングホリデー)で外国に行き、長期滞在してみてはいかかがでしょうか?外国語の勉強にもなり、今後のキャリアにとってもプラスです。もちろん、そこで出会いがあれば万々歳です。
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外国人と出会う方法!戦略的に国際結婚で外人がいる場所を探す婚活7選
目次
留学やワーホリで出会いはあるの?~具体的な出会い方11選
留学とワーホリの違いは以上ですが、そこで出会いがあるかどうかは、みなさんのコミュニケーション次第だと言えます。
ただし、出会いのチャンスは
- 留学:語学学校、滞在先(ホームステイ先)
- ワーホリ:語学学校、滞在先、職場
が中心になります。
移動範囲が広いワーホリの方が出会いのチャンスが多いのは事実です。
あとは、ご本人のがんばりに期待するしかありません
それでは留学やワーホリに行き、具体的に結婚相手とどう出会ったらいいのか見ていきましょう。
出会い1 語学学校内の出会い
留学でもワーホリでも、まずは語学学校です。世界中から目的を持って集まってきた人たちですので、すぐに仲良くなります。
社会人になってからの出会いよりも、学生時代の出会いの方がチャンスが大きいと言われるのは皆さん知っている通りです。
つまり、学生として外国人に出会えるまたとないチャンスです。
積極的に交流を深めていきましょう。
出会い2 課外活動へ参加する
学校などでバーベキューやスキーなど課外活動、アクティビティへの誘いが来るかもしれません。
それには、その学校の学生だけではなく他の学校の学生、現地に住んでいる人など、自分が通っている学校を超えた人たちが集まる可能性があります。
自分の時間が欲しい人もいるかもしれませんが、日本では得られない貴重な時間です。
積極的に参加して出会いにつなげていきましょう。
出会い3 職場での出会い
留学では仕事はできませんが、ワーホリの場合コチラがメインになります。
職場にいる先輩ワーホリワーカーや、現地の人にいろいろ教えてもらっているうちに恋心が芽生えて・・・、という王道パターンです。
仕事をきちんとこなすのが大前提ですが、仕事ができて一目置かれるようになれば、人間的に魅力が出てきて恋が芽生えやすくなります。
出会い4 特に農場で働く
特に農場で働くと出会いがある、と力説する人が結構います。
広い農場(ファーム)ならば多くの若者が集い、そこでワーホリを行います。
周囲にはパブや娯楽施設もない「ド田舎」なのですが、何もないからこそ仲間との交流が深まり、そこから恋愛に発展する可能性が高くなるというわけですね。
特にオーストラリアへのワーホリでは、農場で働く人が多く、農場自体の求人も多いのでおススメです!
出会い5 現地のパブやクラブへ行く
これは海外だから、というわけではありませんが、男女が集まって盛り上がる場として大いにあり得ます。
留学生もワーホリしている人も問題なく参加できますので、「自分はこういう場が大丈夫だ!」と思う人はぜひ行ってみましょう。
ちょっと自信がないという人も、せっかくやってきたのですから、一度は外国のパブやクラブを経験しておくのは悪くないと思います。
出会い6 マッチングアプリ、デーティングアプリを使う
現地で、マッチングアプリである「USマッチドットコム」やデーティングアプリ「Tinder」などに登録して、相手を探すのも面白いかもしれません。
留学の場合、労働はNGですが婚活はNGではありません。
自分が責任を持てる範囲でマッチングアプリを使うのはアリです。
マッチドットコムなどは世界規模ですが、その国にしかないマッチングアプリ(日本でいうPairsとかOmiaiとか)をDLして使ってみても悪くないと思います。
安全面では婚活アプリとしても使えるものですから、問題ないです。
身分証明なども海外でもしているでしょうから、怪しい人と出会ってしまうリスクも低いです。
これはおススメですね。
出会い7 現地法人、協会の交流イベントに参加する
ワーキングホリデーをしている場合、現地の「ワーホリ協会」や日本大使館、日本人会などから交流イベントの案内が来る可能性があります。
そこで、現地の人と交流して出会いにつなげるチャンスもあるかもしれません。
何かの案内があれば積極的に参加してみましょう。
加えて、事前、事後に日本で行うワーホリ交流会にも積極的に出ましょう。
横のつながりで外国人を紹介してもらえるかもしれません。
縁はどこに転がっているのかわからず、あらゆるチャンスを活かすべきだと考えます。
出会い8 民泊をする
日本でも最近「民泊新法」でホテルや旅館ではなくても、商売として人を泊めることができるようになりました。
しかし、海外はもっと先を行っています。
こういうアプリを使って(世界中で使えます)、宿舎を提供してくれる家に積極的に泊まり、交流をするというのも海外にいるからこそできるアクティビティです。
何度も人を泊めている家であれば、安全面でも比較的低リスクだと考えます。
こういうアプリを使って出会いのチャンスを広げることもできます。
出会い9 旅人交流アプリを使う
留学生もワーホリしている人も、一種の「旅人」です。
Meet and Stay with Locals All Over the World | Couchsurfing
このようなアプリがあり、旅先で無料で泊めてくれる人を探すのに加えて、「現地案内」「お茶をする」「会話練習の相手探し」など多岐に応用できます。
これを使って、一期一会の機会を作り、出会いの幅を広げていきます。
出会い10 「ミートアップ」に出る
ミートアップという世界的なアプリがあり、自分が住んでいる地域でイベントを企画したり、趣味の仲間の集まりを開催したりできます。
登録者は世界で2700万人以上いて、おそらく留学、ワーホリ先にもたくさん登録者がいるはずです。
自分でイベントやサークルを開いたり、近所の人が企画したものに出たりするツールが「ミートアップ」です。
とりあえず、アプリをDLしてたまに見てみてもいいかもしれません。
出会い11 バックパッカーホステル、ユースホステルに泊まる
バックパッカー向けのホテルや「ユースホステル」は、宿泊料が安い代わりに、相部屋で夜の交流イベントに参加する義務があるなど、独特の伝統を持っています。
わざわざそこに泊まる必要はないかもしれませんが、夜にみんなでギター片手に世界共通の歌を歌うなどすれば、思い出になるレベルで交流できます。
若者だから分かり合える価値観は世界共通です。
せっかく海外にいるので、こういう宿泊+交流がセットになったところに泊ってみるのも悪くないかもしれません。
是非とも積極的に参加してみましょう。
留学生だから、ワーホリしているから許される特権ですよ!
女性の方が出会いに有利!?男性と比較してみる
留学やワーホリで海外に行く場合、「出会い」「結婚」という観点から見ると男女どちらが有利なのでしょうか?
「日本人の男女」という面から考えると女性の方が有利かもしれません。
理由は以下のとおり。
1.男性はキャリアを空けにくい
長期にわたる留学やワーホリは、日本での職務経歴に穴が開く可能性があります。
もちろん、その部分を説明できればいいのですが、男性の場合「流浪癖」があるとマイナス評価されるかもしれません。
女性で、派遣社員や契約社員で働く場合はあまり問題になりません。
日本の場合、正規雇用の男性、非正規雇用の女性が多数派ですから
- 正規雇用:留学やワーホリがマイナスになるかも
- 非正規雇用:マイナスになりにくい
というわけで、女性の方が相対的に有利です。
非正規でも婚活はできますしね。
2.結婚後の選択肢が女性の方が豊富
婚活という面ではこちらになります。
海外で異性と運命的な出会いをして結婚したいと思った場合、結婚後どうするべきなのでしょう。
女性の場合は、結婚した男性についていき、相手の国で暮らすという選択肢を取りやすいのですが、男性は女性の国へ行き、そこで仕事を探すことができるのでしょうか?あるいは、日本へ女性を連れて帰ることができるのでしょうか?
国際結婚のハードルが「男性>女性」なので、留学やワーホリでの出会いは女性の方が有利、ということになります。
3.日本人女性がモテる!?
これはよく言われていることですが、日本人女性が現地、特にオーストラリアとカナダなど、留学先やワーホリ先でモテるようです。
日本人の奥ゆかしさ(?)がプラスに働いて、モテモテになるならば確かに婚活として海外に行くのはアリかもしれませんね。
以上をまとめると
- 女性の方が仕事を辞めて留学やワーホリに行きやすい
- 戻ってからも比較的転職、再就職しやすい
- 出会いがあった時に女性の方が「相手の国へ嫁ぐ」という選択をしやすい
- 日本人女性は海外でモテる
ということで、女性の方がこの方法で外国人との結婚を模索するのはアリ、有利だということになります。
留学やワーホリで結婚する最終奥義「エージェント」
以上、述べたことは、海外に行き出会いのチャンスが生まれるという観点での出会いのチャンスの話になります。
しかし、一般的な(モテない人がするような)「婚活」は、なかなか大変です。
留学やワーホリ先で婚活パーティーがある保証はないですし(というか見つからないでしょう)、現地の「結婚相談所」(あるの?)に入れるのでしょうか?
こんな不安定な身分では、そういうところがあっても入会を許可されなそうです。
筆者がIBJの結婚相談所で婚活していた時、会員に外国人女性は数名いましたが、どなたも日本の大学の先生(研究者)や、外資系企業の社員でした、身元も年収も勤務先確かな人ばかりで、留学生やワーホリの人は皆無でした。
実は、あまり感心しないのですが「国際結婚エージェント」という「結婚させ屋」がいます。
「国際結婚 エージェント」で検索すると何件かヒットします。
そこに登録して、留学ないしワーホリの体で海外に行き、そこでお見合いするという流れになります。
- 日本人男性:外国人女性を引き取り日本へ連れて帰る
- 日本人女性:外国人と結婚してその国で暮らす
というのがベースになります。
男性の場合は相手の女性は中国や東南アジアがほとんどで、これらの国はワーホリでは行けません。
そういうエージェントを使わなくても、日本の結婚相談所(NNR)などには「海外(アジア)女性コース」があります。
逆に、アメリカやヨーロッパの女性とこの方法ではまず結婚できません。
自力で向こうで見つける能力が求められます。
女性の場合、ハワイにいくつも「日本人女性×現地のアメリカ人男性」の結婚相談所があるように、意外とニーズがあります。
欧米系の結婚エージェントに登録して、現地へ留学やワーホリに行くのも一つの方法かもしれませんが、よくエージェントを選ぶようにしてください。
※参考
ハワイで婚活!テクニックとオススメ婚活サイトと結婚相談所6選
婚活目的だけではなく海外を楽しもう
婚活、留学やワーホリで外国人と出会えるのか書きましたが、出会い目的だけで行くべきではないです。
語学研修や現地で働き文化に触れる、それがまず大前提として目的にないと続かないです。そういうことができないならば、日本国内で国際結婚する方法を探すべきです。
自分にとってキャリアや経験になり、そのうえで出会いもあれば・・、というスタンスでポジティブに活動していきましょう。
海外を楽しむ姿勢が大切です!
それがあれば留学やワーホリは本当にいい機会になるはずです。
広い自然の中で日本ではできないことをしながら活動していきますから、積極的に動けば出会いのチャンスは無限大、世界規模になります。国際結婚したい人は留学やワーホリを選択肢に入れてみてください。
外国人と出会うには留学・ワーホリがガチでおすすめ! まとめ
- 海外留学は社会人になってからでもできる
- ただし、留学先で働くことはできないので金銭的にきつい
- 海外で勉強しながら働ける制度として「ワーキングホリデー」(ワーホリ)がある
- ワーホリは日本と協定を結んだ国に最大二年まで行き、働くこともできる
- 学生ビザと就労ビザの「いいとこどり」をしているのがワーホリビザ
- ワーホリの方が職場もあるので外国人との出会いの機会は多い
- 婚活のために行くわけではないので、能動的に自分から動く
- 現地でマッチングアプリ、デーティングアプリを使うという方法もある
- イベントや交流会には積極的に参加する
- 留学とワーホリのメリットデメリットをきちんと把握する
- 女性の方が留学、ワーホリから国際結婚につなげやすい
- 「国際結婚エージェント」のような存在もあるのはある
- 語学の勉強や現地での労働自体をしっかりと行い、経験を積むことが大前提
補足 留学とワーキングホリデー(ワーホリ)
留学については皆さんご存知だと思いますので深入りはしません。
一週間~数年単位で海外の語学学校や大学に行って勉強します。
正規の大学生として留学することもできますが、職場でそのようなことができるところは多くありません。
中央省庁や大企業の中には、人材育成の一環として海外の名門大学(ハーバード大学とかカーネギーメロン大学とか)に留学させて、学位を取らせるところもありますが、これは今回の出会い目的の留学とは全く異なります(業務命令として行くわけですので)。
今回のケースの留学は、語学学校経由などで短期・中期~一年ほど留学することを考えます。
ワーキングホリデーって何?
「外国へ行き何かを一定期間する」という留学に似ているものに「ワーキングホリデー」(ワーホリ)があります(「ワーカーホリック」=社畜のことではありません!)。
「長期休暇中に外国に行って少しバイトしながら英気を養うんでしょう」というイメージを持つ人がいるかもしれません。
あながち間違ってはいないのですが、ワーホリはれっきとした国際的な制度、国と国との約束(協定)に基づく特別な制度になります。
ワーホリの特徴
- 期間は一年間~二年間(国による)
- 年齢は18歳~25歳(国によっては30歳)
- 最初の三か月間は語学習得や情報収集、仲間作りのため語学学校に通う
- 各相手国へのワーホリは一回のみ(複数国へ行くならば複数回可能)
- 語学学校終了後、現地無料サポートオフィスなどのあっせんでアルバイトをする
- アルバイト以外にもスポーツ、ボランティア、旅行などが可能
- ワーキングホリデー専用のビザが下りる
- 現地大使館などに情報が行くので、何かあったときに頼りやすい
- アルバイトは何でもいいわけではなく風俗などは不可
いろいろ条件がありますが、日本とワーホリ先の国公認で、何かがあった時にすぐにサポートが受けられるというありがたい制度になります。
留学とワーホリの違い
留学もワーホリも語学の勉強をしながら、あわよくば出会いもというのは同じですが、違いはワーホリの場合だけ「働ける」ということです。
実は留学生は現地でアルバイトを含めて働くことができます。ビザが違うからです。
- 留学の場合:学生ビザ(勉強のみ)
- 働きたい場合:就労ビザ
- 勉強しながら働きたい場合:ワーキングホリデービザ
ただし、学生ビザで現地に行って「資格外活動の許可(入管法第19条)」を得ることで、例外的に一定時間内でバイトができる国もあります。
ただし、不法滞在がバレれば本国に強制送還になります。
余談になりますが、合法的に外国人が日本に住み続けるためには、日本人と結婚するのが手っ取り早いのです。
だから、「外国人女性専門結婚相談所」(外国人女性と日本人男性を結婚させる)があるんですね。
ワーホリができる国一覧
日本政府とワーキングホリデー査証(ビザ)に関する取り決め又は協定を結んでいる国(ワーホリができる国)は
発効(契約)順に以下のとおりです。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾(中華民国)
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
現在、2018年の発行を目指してオランダと協議中です。
そう、アメリカがないんです。
移民の国なのにおかしい?その通りなのですが、アメリカはどの国ともワーホリ協定を結んでいないんです。
もちろんアメリカの大学に留学する人も、アメリカの企業に就職する人も、日本企業のアメリカ法人に海外赴任する人もたくさんいるわけですが、ワーホリを使ってアメリカで働きながら勉強することはできないんです。
それについては意識しておいてください。
日本でのワーホリ人気先は、オーストラリアとカナダです。
オーストラリアの場合、希望者はほとんどワーホリに参加することができ、カナダはアメリカと地続きなので「アメリカで語学研修」(学生ビザ)→「カナダでワーホリ」(ワーホリビザ)のコンボが使えます。
オーストラリアは1つの仕事は6か月しかできませんが、カナダは任期中(2年間)はずっと続けられます。
留学、ワーホリのメリット、デメリット
外国人と結婚するために留学やワーホリを活用できそう、というのがわかりました。
メリットやデメリットはないのでしょうか?
留学のメリット
留学のメリットは、ワーホリ協定に左右されず、多くの国へ行くことができます。
また、一週間という短期間(小旅行ですが)からできるので、まず外国で少し過ごしてみたいという人には留学を進めます。
留学のデメリット
留学先では許可を取らないと就労できませんし、就労の際もワーホリよりも制限がかかります。
また、費用も安くはありません。数百万円かけて出会いだけを求めていっても、元は取れないと思います。
積極的に語学や海外の文化を学ぼうとしないと、行った意味がなくなってしまいます。
ワーホリのメリット
ワーホリのメリットはなんといっても現地で働くことができることです。
金銭的な負担を減らせますし、いろいろな仕事を通して「自分探し」もできます。
行動範囲が広がるので出会いのチャンスもあります。
ワーホリは真面目な人が多いので、他国から来たワーホリの人はスペックが高い可能性があります。
さらに、国と国との制度なので、大使館等のバックアップもあり安心できます。
ワーホリのデメリット
最大二年ないし一年が経過したら日本へ帰らないといけません。
また、ワーホリとして同じ国にまた行くことができないので、思い残すことがないようにする必要があります。
あとは年齢制限です。最大で30歳が限界です。30歳というと平均結婚年齢に相当します。
30歳を過ぎて「あわよくば外国人と結婚するための婚活」としてこの制度は使えないので注意してくださいね。
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